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二度も絶滅と思われた鳥

Polly searches an old laurel forest for the priolo, a tiny grey and pink bird found only here, once thought extinct and still one of Europe's rarest songbirds.

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二度も絶滅と思われた鳥

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島の東で、ポリーは苔におおわれた月桂樹の古い森に入った。日の光はあまり地面まで届かない。ピコ・ダ・ヴァラの近くにあるこの涼しい森は、地球上のここにしかいない灰色と桃色の小鳥、プリオロの最後のすみかだ。

この鳥は二度も消えかけた。千九百三十二年から誰も見なくなり、長いあいだ、みんなもういないと思っていた。ところが千九百六十七年、同じこの森でまた小さな群れが見つかった。それでも農地が広がって生息地は減りつづけ、繁殖するつがいは百組より少...

この鳥は二度も消えかけた。千九百三十二年から誰も見なくなり、長いあいだ、みんなもういないと思っていた。ところが千九百六十七年、同じこの森でまた小さな群れが見つかった。それでも農地が広がって生息地は減りつづけ、繁殖するつがいは百組より少なくなった。ヨーロッパでもっとも希少な鳴き鳥の一つである。

人々は何年もかけてこの鳥を守った。成長の速い外来の木を抜き、鳥が餌と住みかにする在来の月桂樹を植えた。ポリーは二羽のプリオロが枝から飛び立つのを見た。桃色がちらりと光り、小さな声で呼び交わし、葉のあいだへ消えていった。

人々は何年もかけてこの鳥を守った。成長の速い外来の木を抜き、鳥が餌と住みかにする在来の月桂樹を植えた。ポリーは二羽のプリオロが枝から飛び立つのを見た。桃色がちらりと光り、小さな声で呼び交わし、葉のあいだへ消えていった。

ポリーは音を立てずに待った。もっと見たかった。けれども森は、また鳥のまわりで閉じてしまった。よい取り引きだと思えた。少しの静けさと、まだ生きている鳥と。

ポリーは音を立てずに待った。もっと見たかった。けれども森は、また鳥のまわりで閉じてしまった。よい取り引きだと思えた。少しの静けさと、まだ生きている鳥と。

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