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C1 · Stretch yourself 2 min read

海の崖の底にわく真水

At the foot of the staircase Polly finds cold fresh water coming out of the rock at sea level, and finally understands who cut the steps.

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階段の最後のひと区間は、様子が違う。岩が乾いていないのだ。足もとの石はしだいに暗く、ひんやりとしてきて、濡れた石のにおいがする。水面から照り返す光が、いちばん下の低い洞窟の天井に、揺れる筋を描いている。

そしてそこ、海と同じ高さで、塩水がほんの数歩先にあるというのに、岩から真水がわき出ている。ポリーはくちばしをつけてみる。冷たくて、甘くて、まったくありえない水だ。そしてこの水こそが、ポリーの頭上にあるすべてのものの理由なのだ。

そしてそこ、海と同じ高さで、塩水がほんの数歩先にあるというのに、岩から真水がわき出ている。ポリーはくちばしをつけてみる。冷たくて、甘くて、まったくありえない水だ。そしてこの水こそが、ポリーの頭上にあるすべてのものの理由なのだ。

しくみはこうだ。崖の上の土地は石灰岩でできていて、雨はほかの岩の上を流れるようには石灰岩の上を流れない。しみこむのだ。割れ目を見つけては押し広げ、石の内側を伝って下りていく。真水は海水より軽いので、海に混ざる隙を与えないまま、崖のいち...

しくみはこうだ。崖の上の土地は石灰岩でできていて、雨はほかの岩の上を流れるようには石灰岩の上を流れない。しみこむのだ。割れ目を見つけては押し広げ、石の内側を伝って下りていく。真水は海水より軽いので、海に混ざる隙を与えないまま、崖のいちばん下、まさに波打ちぎわまで、真水のままたどり着くことができる。

これで階段の意味がわかる。兵士でもなく、一晩でもない。おそらくは修道士たちが、そこに泉があると知って、何年もかけて辛抱強く下へと刻んでいったのだろう。崖の上の町は、城壁も塔も、海峡全体を見渡す眺めも持ちながら、一杯の水がないために、す...

これで階段の意味がわかる。兵士でもなく、一晩でもない。おそらくは修道士たちが、そこに泉があると知って、何年もかけて辛抱強く下へと刻んでいったのだろう。崖の上の町は、城壁も塔も、海峡全体を見渡す眺めも持ちながら、一杯の水がないために、すべてを失うことがあるのだから。

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